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2005年 08月 09日
お久し振りです、7月の下旬から10日程国内を放浪しておりましたバイト(さ)です。
今回の旅のテーマは宿泊費タダ!ひたすら人の繋がりを伝って奈良、京都、大阪、小倉を旅してきました。 なかでも一番印象に残ったのが京都の旅です。 まず、宿に辿り着くまでが大変でした。 宿は昔京都で学生をしていた人が、卒業して京都を離れた今も借り続けているアパートの一室を貸してもらえることになっていました。 駅に着いて、目印の神社を目指して地図を開くも、神社までの道がありません。 山の中にぽつんと記されている神社。私達を一抹の不安がよぎりました。 とりあえず目の前の山を登り始めるも、なかなか目的のアパートに辿り着けません。 アパートを紹介してくれた人と何度も電話で場所の確認をするも、圏外の文字が私達に追い討ちをかけます。 不気味に広がる墓地や、人が住んでるとは思えない集落にどきどきしながら、やっとの思いで辿り着いたそこは、アパートなんてカタカナからは想像できない、ぼろぼろの一軒の古民家でした。 繁みの中、そこだけ時が止まったようにひっそりと佇むその民家には、11人分の表札がちゃんと表に出ていて、人が住んでることにほっとしながら恐る恐る中に入りました。 中から出てきたのは浮世離れしたレゲエ風なお兄さん。 お兄さんに圧倒されながらも中を案内してもらい、京都の拠点となる部屋に連れて行かれました。 ドアを開けるとむわっと広がる湿った空気と強烈なカビの臭い。 床を歩くとゆっくりと沈む嫌な感覚。 部屋にいても落ち着かず、廊下に出た瞬間飛び出してきた黒猫に大声で叫んで飛び上がる始末。 トイレに入ろうにも初めてのボットンになかなか勇気を振り絞れず、お風呂はこっちです…と案内されたそこは完全に屋外シャワー(水)。 …とんでもないところに来てしまった。 後悔という名の苦い思いが湧き上がるのを感じながらも、京都の夏は鴨川!と気持ちを切り替え、私達は夜の京都へと繰り出して行きました。 実は出発前にお客さんから美味しい梅酒や、鴨川沿いの風情な料亭の話を聞いていました。 勿論それを目当てに出掛けたのですが、夜の京都は学生にはハードルが高すぎました… それにしても何も白木屋に落ち着かなくても良かったんじゃないかと思うのですが、居酒屋好きの友人が京都に着いてから初めて見せてくれたキラキラした目に免じて、全てを許すことにしました。 そんな感じで二日目も夜は土間土間を満喫したわけです。 何処にいても変わらぬ味を求める人間の防衛本能のようなものを感じました。 トイレにも結局入ることができず、行きたくなるとふもとにある都ホテル(でかい。高級。)まで出向き、済ませていました。 トイレが一番安心できる場所だったような気がします。 お風呂も結構離れた銭湯まで通いました。 シャワー付きの蛇口を常連のオバサンに占領され、肩身の狭い思いもしました。 着ている服は汗と蚊取り線香とカビの臭いにまみれました。 これからそんな匂いを嗅ぐ度に、夏の京都を思い出すことでしょう。 このように夏の京都は楽しい思い出でいっぱいです。 みなさん、これから夏休み旅行をお考えの方は是非京都へどうぞ!
by roofhp
| 2005-08-09 22:00
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