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2006年 07月 08日
こんばんは、今日は七夕ですね。
一緒に短冊に願い事を書いてくれる彦星のいない私は、ひとり虚しく天に願懸け。 お金がたんまりたんまりますように。 最近は洗濯機をまわさず、洗濯物は洗面台で手洗いしています。 さて、先日のロンドン旅行では織姫と彦星…とまではいきませんが、 ロマンチックな体験をしてきました。 greenwichという街でマーケットを探す私。 駅を降り立ち地図を広げていると、自転車に乗った陽気なおじさんが声を掛けてきました。 「ヘイ!俺の生活の一部になってくれないか?(英語で)」 「いや、あたしはこれからマーケットに行きたいんです(英語で)」 「マーケット?それなら俺が案内してやるよ!その前にお茶でも飲もう(英語で)」 こうして私は陽気なジャマイカン、アールの案内でgreenwichの街を歩き始めました。 まずはカフェでお茶とパンケーキをご馳走になり、その後タクシーで近くにあるアールのお店に移動。アールが仕事場に戻っている間おばちゃんに手厚くもてなされ、テレビのウィンブルドンでアガシを見ながらうとうと。 うっかり小一時間眠っている間にアールが戻ってきて、一緒に外に出てアールが経営するもう一軒のお店、ブティックに連れて行かれます。 そこで一式服をプレゼントされ、次に向かったマーケットでは服に似合うアクセサリーを買ってもらい、隣のマーケットではそれらに似合う靴を探してもらいました。 駅に向かう途中イングランド戦を観にスポーツバーに二人で入り、美味しいワインをご馳走になりながらアールはこう言いました。 ア「最後に何かもうひとつ、プレゼントさせてくれ」 さ「いや、もう充分!貰い過ぎです」 ア「いやいや、まだ足りない。さあ、このポーチの中に手を入れて」 そのポーチは途中のマーケットでアールが自分のために買ったポーチでした。 恐る恐るポーチの中に手を入れると… そこにはキラキラと輝くリングが入っていたのです! なんてサプライズ!なんてロマンチスト!なんてステキなシチュエーション! 一瞬、指輪越しのアールが彦星に見えてきました。 が、鼻の穴からボーボーと飛び出す彼の鼻毛を見て、あっというまに彦星の幻影は霞みました。 日本にいるとなんでこんな素敵な経験ができないのだろうと、夜空を見上げます。 2006年の7月7日の真っ暗な空を見て、もうひとつの短冊の願い事 早く私の彦星様が現れますように も叶いそうにないなあ、と溜め息が漏れる、七夕の夜です。
by roofhp
| 2006-07-08 00:43
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